SNSというと、YouTube、Instagram、X（Twitter）、Facebook、WhatsAPPなどの有名アプリを真っ先に思い浮かべる人が多いと思うが、これらは中国本土では利用できません（香港や台湾が利用できます）。 では、中国本土ではどのようなSNSが使われているのだろうか？中国SNSの規制は厳しいと聞きましたが、それは本当ですか？
この記事では、現在中国で最も広く使われているSNSソフトをいくつかまとめてみました。また、日本人が利用している中国SNSや注意事項なども解説します。
一番人気の中国SNS・WeChat（微信/ウィーチャット）
WeChatはLINEと似ており、主な機能はチャットとビデオで、コミュニケーション機能に加え、デジタル決済や生活サービス（タクシー、テイクアウト、携帯電話トップアップなど）も統合しています。
また、公式アカウントやminiプログラム機能もあります。 公式アカウントにはサービスとブログの2種類があります。 登録や予約などのサービスは一部の病院や企業の公式アカウントで利用でき、ブログプラットフォームの無料版では1日あたり1人が1つしか公開できない、規制も厳しい。
miniプログラムは他のゲームや持ち帰りサービスと連動させることができます。 アリペイとともに、ユーザーが日常的に最も広く利用している2つの決済ツールです。 個体企業や加盟店はこれを利用して支払いを回収することもできます。
WeChatはとても便利だが、仕事などの関係で仲介業者や広告主が多く加わり、本当にモーメンツで生活を共にしている人は以前よりずっと少なくなり、今ではそのほとんどが広告を宣伝する場所となっています。モーメンツに投稿する場合、グループ分けや閲覧制限を設定することもできるが、やはりリーダー格の人に見られたりしないかとか考える必要があり、割と面倒です。 そのため、WeChatでは通常、荒らしを投稿することはなく、自分のキャラを作るために投稿している人もいます。
日本人が多い中国SNS・新浪微博（Micro-blog/Sina Weibo/ウェイボー）
新浪微博はTwitterに似たソーシャル・プラットフォームで、ユーザーはテキスト、写真、顔文字を投稿できます。 他のユーザーをフォローしたり、プライベートチャットをしたり、ストーリー（インスタグラムのストーリーに似ている）を作成したり、ハッシュタグを追加したりすることができます。
有名人から一般人まで幅広く利用されています。使っている日本人もいます。例えば、木村拓哉、古田雄輝など。 一般人が微信（WeChat）でつぶやく場合、モーメンツでは知り合いばかりなので、他人に見られるのがまずいかどうか考える必要があるかもしれません。 しかし、微博でのツイートはより便利で、お互いをよく知らないから読んでもOK。 一般的に、人々は連絡を便利にとるためにお互いのWeChatを追加するが、連絡を便利にするためにお互いのWeiboを追加する人はほとんどいません。
ウェイボーのホットな検索をクリックすれば、最新のホットな話題をリアルタイムで見ることができます。 映画やテレビドラマのプロモーションの場としても重要。 自分のマイクロブログを宣伝するためにお金を払うことができ、通常ホット検索の3位と6位は広告です。 ログインしなくてもコンテンツを見ることができます。 ただし、投稿やコメントをするにはログインが必要です。 ログインには携帯電話番号が必要です。
微博は中国で最も人気のあるSNSのひとつだが、悪い口コミもいます。特に水軍は、誰でもお金を払ってコメントし、誰かや何かを褒めたりけなしたりできるボット集団です。炎上して誰かにネットで暴力を振ることが多い。 また、閲覧中の広告が頻繁に表示され、「くず浪」と呼ばれています。
レビューや口コミがいっぱいの中国SNS・小紅書（シャオホンシュー、RED）
小紅書は、最初はユーザーがコンテンツを公開するためのプラットフォームでしたが、今では徐々に最も重要な評価ソフトウェアの一つに発展しています。 もちろん、その多くは広告です。 実際のユーザーが良いものをシェアしたり、商品を荒らしたりしているものもたくさんあります。 現在では、私生活を共有したり、求人情報を投稿したりする人もたくさんいます。人気のある暇つぶしSNSの一つ。
ショート動画が多くの中国SNS・TikTok
TikTokは世界的に有名なショート動画アプリで、中国語版は国際版と若干異なります。 しかし、機能は基本的に同じで、誰でもいつでもどこでもショートビデオを送信することができ、ビデオ編集やライブ配信も可能、シンプルな操作、使いやすい。 フィルタービューティー機能は強力です。 中国で最もホットなソーシャルメディア・プラットフォームの一つで、全世界のアクティブユーザーは10億人を超え、そのほとんどがZ世代（1995年～2009年生まれ）とミレニアル世代（1984年～1995年生まれ）のグループであり、個人で作成したネットフリックスもあります。
若者に愛されている中国SNS・テンセントQQ
WeChatが発明されるまで、QQは最も重要なコミュニケーションツールでした。 しかし、徐々にWeChatに取って代わられました。 現在も若者を中心に多くのユーザーグループが存在します。 また、WeChatの出現により、一度はQQを捨てたユーザーも徐々にQQに戻っています。 比較すると、QQのコンテンツはまだ比較的きれいです。 利用者はログを投稿することができます。 他人の投稿にコメントを残すこともできます。 QQの番号が簡単に盗まれた時代もありました。
同好者におすすめの中国SNS・豆弁（Douban）
Doubanは文学青年の位置であるために使用され、Doubanは2005年に作成されたコミュニティサイトであり、本、オーディオビジュアルや活動の推薦と交流のためのサイト、結構独自の中国SNSサイトです。 コンテンツを投稿したり、さまざまなサブグループに参加したり、自分のトピックを作成したりすることができます。 同じ都市の本の交換やレンタル情報も掲載されているし、最新の映画やテレビドラマの評判を打つ場所です。中国で最も認められる作品評価サイトです。 2021年、個人情報の過剰な収集が疑われ、訂正が義務づけられました。2022年4月26日、実名登録が義務づけられました。
Quora-Likeの中国SNS・知乎（Zhihu）
知乎（Zhihu）は質問と回答のソーシャルメディアサイトです。 質問が投稿され、回答され、コミュニティメンバーによって編集されるという点で、Quoraに似ています。 かつては、質の高いQ&Aを数多く見ることができるハイエンドな知的プラットフォームとして高く評価されていｍした。 今は普通のQ&Aサイトです。
Zhihuのユーザーには、起業家、講演者、その他の専門家が含まれ、各分野の専門知識を示すことを目的としています。 中国のネットユーザーをターゲットにしており、このプラットフォームを知識の源として売り出しています。 ユーザーは、好ましいと思う回答に対して「同意する」をクリックすることができ、その回答（とそれを提供するユーザー）はより多くの露出を得ることができます。
Zhihuの有料会員には2つのレベルがあり、どちらもユーザーは幅広いウェビナー、電子書籍、その他のコンテンツにアクセスできます。
書き込みや質問を中心にした中国SNS・Baidu Tieba
Baidu Tiebaは欧米ではあまり知られていないかもしれないが、1億5,000万人以上の登録インターネットユーザーを抱えており、ブランドが検討すべきホットなネットワークとなっています。 日本のヤフーの知恵袋に似ています。
Baidu Postは検索エンジンのBaiduに支えられているため、そのコンテンツは検索スペースで非常によくランク付けされます。 キーワードベースのコンテンツはもちろん、Q&Aコンテンツやインタラクティブコンテンツにも最適です。
決済機能を主にした中国SNS・アリペイ
アリペイは日本でも利用可能で、決済が主な機能です。 しかし、アリペイにはＳＮＳ機能も存在し、チャットや送金などができます。 また、ゲームやアクティビティも充実しており、例えば大晦日には「五福」（ラッキーカードを5枚集めると大晦日にボーナスがもらえる）キャンペーンが行われるほか、ニワトリの飼育や植樹などのゲームもあります。 中国ＳＮＳとしての知名度は低いかもしれないが、決済ツールとしてはどこにも負けません。
実際、現在も利用されているSNSとしては、上記のほか、天涯フォーラム、水木清華、人人網などが有名でした。 これらのサイトはインターネットが勃興したばかりの時代に一時期有名になったことがあり、利用時に実名登録が不要で、ユーザーが投稿するコメントもよりリアルで過激なものが多くでした。 しかし、今はどれも使い物になりません。
中国でのSNS利用上の規制
中国のSNSは基本的に実名認証が必要で、身分証明書やパスポート情報、電話番号などを記入する必要があります。 中国の投稿やブログは比較的厳しく管理されています。 政治的な内容や野蛮な言動は禁止またはブロックされています。
フェイスブックやインスタグラムのような世界的に認知されているSNSは中国では利用できませんが、VPNがあれば利用できます。 VPNを利用しているユーザーは少数です。
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